外壁塗装をするときは、塗装そのものだけでなく、工事期間中の防犯についても一度考えておくと安心です。
外壁塗装では足場を組み、メッシュシートなどを設置することがあります。すると普段とは家の周囲の環境が変わり、2階の窓などにも人が近づける状態になります。
ただし、「足場を組んだら空き巣が増える」と断定できるわけではありません。ここでは、外壁塗装工事中に起こり得る防犯上の注意点と、家庭でできる対策を整理します。あわせて、外壁塗装をきっかけに防犯カメラの設置を検討する場合の選択肢も紹介します。
結論:外壁塗装中は「普段と違う状態」を意識する
外壁塗装中は、足場が長期間設置されることがある、メッシュシートなどで外から室内が見えにくくなる場合がある、足場を作業員が歩くため2階の窓にも人が近づける、工事中は普段と違う人の出入りがある、といった変化があります。
そのため、工事期間中は窓や補助錠などの基本的な防犯対策をいつも以上に意識しておくと安心です。
外壁塗装では足場を1か月以上組むこともある
足場を最低でも1か月以上組んだままになるケースもあります。もちろん工事内容や建物、天候などによって期間は変わります。
重要なのは、足場がある状態が数日だけとは限らず、ある程度の期間続く可能性があることです。
足場があると2階の窓にも人が近づける
普段なら2階の窓は地面から距離があります。ところが足場を組むと、作業員が足場を使って2階付近まで移動できます。
「足場がある=危険」と考えるのではなく、工事期間中は普段よりも窓へのアクセス環境が変わる、と考えておくのが現実的です。
メッシュシートで室内が暗くなることもある
足場の周囲にはメッシュシートを設置することがあります。これによって外からの視認性が変わり、家の中が暗く感じることもあります。
工事中は、普段以上に戸締まりを意識しておくとよいでしょう。
実際の現場では「作業員らしい人」が歩いている
足場を組んでいる期間は作業員が足場を普通に歩きます。その際、位置によっては家の中が見えることがあります。
また、作業員らしい服装をしている人が足場を歩いていても、周囲から見れば工事関係者に見えるため、必要以上に怪しまれにくいという側面があります。
だからこそ、工事前には窓を閉めてもらうよう案内しているとのことでした。
これは「外壁塗装業者が危険」という話ではありません。工事関係者が正当に作業している環境だからこそ、家の側でも普段とは違う環境に合わせて防犯を考えておく、という意味です。
外壁塗装中にやっておきたい防犯対策
1.窓を閉める
基本ですが、工事中は窓をしっかり閉めておきましょう。特に足場が窓の近くまで来る場合は、換気などのために開けっぱなしにしないことを意識します。
2.補助錠を活用する
窓の防犯対策として、補助錠を追加する方法もあります。特に足場が設置される2階の窓など、普段とはアクセス条件が変わる場所を確認しておくとよいでしょう。
3.カーテン・シャッターも確認する
夜間はカーテンを閉め、シャッターや雨戸がある場合は普段どおり使用します。
4.防犯カメラがあるなら工事期間中も活用する
すでに防犯カメラを設置している家庭なら、外壁塗装中もカメラを活用できます。足場によって撮影範囲が遮られる可能性があるため、工事前に「いつもの画角で見えているか」を確認しておくと安心です。
5.工事前にカメラの位置を業者へ伝える
防犯カメラを設置している場合は、工事前に業者へ伝えておくのもおすすめです。足場を組む位置によっては、カメラの視界が遮られることがあります。
外壁塗装を機に防犯カメラを設置するのも選択肢
「もともと防犯カメラを付けたいと思っていたけど、きっかけがなかった」という家庭なら、外壁塗装のタイミングで検討する方法もあります。
外壁塗装では足場を組むため、工事期間中はカメラの設置位置や配線について業者と相談しやすいタイミングでもあります。
- 1階だけでなく2階周辺も確認したい
- 留守中の家の様子を確認したい
- 外壁塗装後も長く使える防犯設備がほしい
- 自分で設置するより業者に相談したい
防犯カメラの設置を業者に相談する
防犯カメラの設置は、カメラ本体だけでなく、設置場所・配線・録画方法なども考える必要があります。
防犯カメラの設置や見積もりを検討する場合は、対応エリアやサービス内容を確認したうえで、専門業者に相談してみるのも一つの方法です。
防犯カメラは、カメラ本体だけでなく、設置場所・配線・録画方法なども含めて考える必要があります。外壁塗装とあわせて相談したい場合は、専門業者への見積もり相談という選択肢があります。
防犯カメラは「泥棒対策」だけではない
外壁塗装の工事期間中に防犯カメラを設置していると、施主側だけでなく、工事業者側にとっても安心材料になります。工事中は普段と違って人の出入りが増えるため、何か気になることがあったときに状況を確認できる環境があることは、双方にとって安心につながります。
外壁塗装が終わった後も防犯カメラは使える
外壁塗装が終われば足場は撤去されます。しかし、防犯カメラはその後も使い続けられます。工事中の防犯、普段の防犯、留守中の確認、子どもやペットの見守りなど、工事終了後の用途まで考えて選ぶと無駄になりにくいでしょう。
スマートホームと組み合わせる方法もある
防犯カメラだけでなく、スマートロックやセンサーなどを組み合わせる方法もあります。
外壁塗装中は「不安になりすぎず、普段と違う環境を確認する」
外壁塗装の足場があるからといって、必ず犯罪が起きるわけではありません。一方で、足場によって2階の窓などへのアクセス環境が変わり、工事関係者の出入りも増えます。
- 窓を閉める
- 補助錠を確認する
- シャッター・雨戸を活用する
- 防犯カメラの画角を確認する
- 工事前にカメラの位置を業者へ伝える
外壁塗装は家をきれいにするための工事ですが、足場を組んでいる期間は「普段と違う家の状態」になります。工事を始める前に、防犯についても一度確認しておきましょう。
まとめ
外壁塗装中は、足場やメッシュシートによって家の周囲の環境が普段とは変わります。特に足場を組んでいる期間が長くなるケースでは、2階の窓にも人が近づける状態になるため、窓を閉めるなど基本的な防犯対策を意識することが大切です。
また、防犯カメラがある場合は、足場によって撮影範囲が遮られていないかを工事前に確認しておきましょう。
外壁塗装を「家のメンテナンス」だけで終わらせず、この機会に自宅の防犯環境も確認しておくとよいでしょう。
防犯カメラを設置したい場合は専門業者への相談、自分で必要な防犯用品を用意したい場合は商品比較というように、工事中の状況と自分に合った方法を選ぶことができます。
防犯カメラに加えて、警備会社のホームセキュリティを検討する選択肢もあります。工事期間中に利用できるサービスや対応範囲、契約条件を各社に確認しましょう。
