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防犯カメラを停電時にも動かしたい場合、ポータブル電源の容量は「何Whあるか」だけでなく、カメラが実際に何W使うかから考える必要があります。必要時間と消費電力が分かれば、おおよその稼働時間を計算できます。
結論|稼働時間は「容量Wh ÷ 消費電力W」が基本
おおまかな考え方は、ポータブル電源の容量(Wh)÷ 防犯カメラなどの消費電力(W)です。
例えば、カメラと周辺機器の消費電力が合計20Wで、ポータブル電源が500Whなら、理論上は25時間です。ただし実際には変換ロスや機器側の条件があるため、そのまま25時間使えるとは限りません。
まず防犯カメラの消費電力を確認する
カメラ本体だけでなく、PoEスイッチ、録画機、ルーターなども停電時に動かすなら、それぞれの消費電力を確認します。
- 防犯カメラ本体
- NVRなどの録画機
- ルーター・ONU
- PoEスイッチなどのネットワーク機器
「カメラ1台が何Wか」だけで計算すると、周辺機器の分を見落とすことがあります。
500Wh・1000Whなら何時間?
| 合計消費電力 | 500Whの理論値 | 1000Whの理論値 |
|---|---|---|
| 10W | 50時間 | 100時間 |
| 20W | 25時間 | 50時間 |
| 50W | 10時間 | 20時間 |
| 100W | 5時間 | 10時間 |
これはあくまで容量を消費電力で割った理論値です。AC出力を使う場合などは変換ロスがあるため、実際の稼働時間は短くなる可能性があります。
実際に必要な容量を考える方法
必要容量は、次の順番で考えると分かりやすくなります。
- 停電時に動かしたい機器を決める
- 各機器の消費電力を確認する
- 合計消費電力を出す
- 何時間動かしたいかを決める
- 必要なWhを計算する
- 変換ロスや余裕を考えて容量を選ぶ
例えば合計30Wを12時間動かしたいなら、理論上は30W×12時間=360Whです。ここから実際の使用条件を考えて、余裕のある容量を選びます。
防犯カメラだけを動かすのか、Wi-Fiまで動かすのか
停電時にカメラだけ給電しても、Wi-FiルーターやONUが停止すれば、クラウド保存やスマートフォンからの遠隔確認ができなくなる場合があります。
一方、ローカル録画できる構成なら、インターネット回線が停止していても録画を継続できる場合があります。停電対策では「カメラを動かす」だけでなく、何を残したいのかまで決めておくことが重要です。
防犯カメラを停電時に動かすには?ポータブル電源の容量を考える方法
ポータブル電源の容量だけでなく出力も確認
容量が大きくても、接続する機器に必要な出力に対応していなければ使えません。AC出力、DC出力、USB出力など、接続方法も確認します。
特に複数の機器を同時に動かす場合は、定格出力や出力端子の数も確認しておきましょう。
停電対策なら「何日」より「何時間」で考える
防犯カメラの場合、まず「夜間だけ」「8時間」「12時間」など、実際に必要な時間を決めると容量を選びやすくなります。
長時間の停電に備える場合は、ポータブル電源だけでなく、カメラの録画方式や通信回線、必要な機器全体の消費電力も含めて考えます。
容量別の選び方は別記事で確認
500Wh・1000Wh・2000Whなど、容量そのものの違いを比較したい場合は、こちらの記事で詳しく整理しています。
ポータブル電源は何Whが必要?500Wh・1000Wh・2000Whの容量の選び方
防犯カメラを停電時に何時間動かしたいかが決まったら、次は500Wh・1000Wh・2000Whなど容量別の考え方を確認しましょう。
まとめ
- 稼働時間は「容量Wh÷消費電力W」で概算できる
- カメラだけでなく録画機・ルーター・ONUなども計算対象にする
- 実際の稼働時間は変換ロスなどで理論値より短くなる
- 停電時に何を残したいのかを先に決める
- 容量だけでなく出力や接続方法も確認する
